相続の無関心がトラブルにつながる

遺産相続のトラブルなんて我が家には関係ない、ほとんどの方がそのように考えておられることと思います。実際、テレビのドキュメントやドラマでもよく題材になるテーマですが、見ていても他人事のように感じる方がほとんどではないでしょうか。しかし、実は後に遺産相続のトラブルになる方のほとんどが、我が家の財産状況でまさか遺産相続に関するトラブルが起こるなんて考えたこともなかったいうものです。つまり遺産相続に関する関心のなさや知識不足こそがトラブルの大きなもととなるのです。かといってまだ元気に親が生きている間に遺産のことを話すなんていうのは気がひけることであるのは間違いありません。だからこそ、前もって弁護士に相談するのは非常に良いことと言えます。弁護士は遺産相続に関するトラブルを解決するためだけにいるのではありません。むしろ、トラブルを前もって回避するためのアドバイスをしてくれるのが弁護士です。では、具体的にどのようなケースで遺産相続のトラブルが起きるのでしょうか。こうしたケースを知っておくのは良いことです。たとえば、長男長女が自分全てを相続すると思っているケースです。特に親と同居している長男長女の場合、そのように考えるケースが多く見られます。つまり遺産を独り占めしようとする人物が出てくるケースです。兄弟間の間でまさかそのようなことが起きるはずがないと考えていても、急にこうしたトラブルが起きるのが遺産相続です。遺産相続において被相続人の意思というのは非常に強い影響力を持ちます。しかし、遺言書の内容が極端に偏っていたりする場合もあるため、遺言書がかえってトラブルの原因になることがあります。ですから遺言書を残したいと思っている方もあらかじめ弁護士に相談して内容を考えておくのは良いことです。遺産相続にあたっては幾つかの士業の方のサポートが必要となりますが、まず最初に弁護士に相談することでその後をスムーズに話を進めることができるでしょう。

スムーズな相続のために

インターネットの知恵袋などの情報を見ていると、多くの方が匿名で相談していることの1つに相続の問題があります。もちろん匿名での相談ですし、インターネットという場での相談であることを考えると、相談内容の真偽のほどは分からない面もありますが、それでも多くの人を悩ませる問題であることは間違いありません。遺産相続の問題は基本的にはそれほどスムーズにはいかないと考えたほうが良いでしょう。なぜなら、やはり人は守るべき家族も持ち、自分の家族の権利を考えるようになるからです。ですから、自分たち兄弟のような仲の良い家族に限ってはそんなことは決して起きない、とタカをくくらないことは大切です。そのようにタカをくくっている人ほど後のトラブルにショックを受けて、逆に感情的になりがちだからです。それで、できるだけ早い段階で弁護士に相談しておくのは良いでしょう。可能なら、家族みんなが冷静に話し合える段階で、これからもずっとみんなで仲良く生きていくために、ということで一緒に弁護士に相談すると良いでしょう。ではどのような弁護士に相談したら良いでしょうか。弁護士に相談するのは気がひけると感じられる方は多くおられます。インターネットで弁護士、相続といったワードで検索してみると、遺産相続に強い弁護士や実績のある弁護士を探せるサイトが幾つかあります。また、直接弁護士に相談する前に、いったん匿名で弁護士に相談してみたいという場合には、簡単な相談のみをすることのできる弁護士事務所のサイトもあります。さらには遺産相続の弁護士への相談広場のようなものもありますので、それらを上手に活用してまずは一般的な回答を探してみるのも良いことです。その後、良い弁護士を探すこともできます。遺産相続の問題もやはりどんな弁護士で良いというわけではありません。この問題に関する実績の豊富な人であるほどより実際的なアドバイスをしてくれるでしょう。皆さんが良い遺産相続をするために弁護士の助けを得ましょう。

遺産分割の流れについて

被相続人が亡くなると、その被相続人の財産は相続人のものとなります。ただ、その際に相続人が複数いる場合はその複数の相続人の共有財産となります。この共有財産を各相続人に分割することを遺産分割といいます。そして、この遺産分割が多くの場合、さまざまな複雑な問題を引き起こすものとなるのです。ちなみに遺産分割はいつまでにしなければいけないという期限はありません。遺産分割が行われない限りはその遺産は共有状態が続くことになります。では、実際にその共有状態にある財産をどのように分割していくのでしょうか。遺言があれば、その内容に基づいて遺産を分割することになります。これが最もスムーズに進む流れといえるかもしれません。しかし、遺言がない場合はどうでしょうか。その場合は相続人全員で分割する協議を行う必要があります。ただ、この協議は通常、難航するケースが多くみられます。そのためにも第三者である弁護士に入ってもらうことは非常に助けになるでしょう。弁護士は最初の段階からなるべくトラブルが長引かないためのサポートをしてくれることでしょう。もし、弁護士が入ってもまとまらない場合はどのように物事は進んでいくのでしょうか。その場合は、まず家庭裁判所の調停による遺産分割がなされます。これが第一段階です。このあたりで話がきちんとまとまることが多いのですが、この調停でもまとまらないと審判による分割が行われます。そして審判にも納得できない、まとまらない、となった時には最終段階として裁判になるのです。こう考えてみると、やはり遺産分割をスムーズに進めるうえで法のプロフェッショナルの存在は欠かせないことが分かると思います。さて、どんな弁護士に依頼すると良いかという問題があると思いますが、これについては遺産相続の実績を積んでいる弁護士に依頼するのがやはり良いでしょう。これは最近ではインターネットでたくさんの情報を得ることができますので、まずは無料相談を幾つかの弁護士事務所にしてみるのも良いでしょう。その時の対応を見てどの事務所に本依頼をするかを決めることができるでしょう。