遺産分割の流れについて

被相続人が亡くなると、その被相続人の財産は相続人のものとなります。ただ、その際に相続人が複数いる場合はその複数の相続人の共有財産となります。この共有財産を各相続人に分割することを遺産分割といいます。そして、この遺産分割が多くの場合、さまざまな複雑な問題を引き起こすものとなるのです。ちなみに遺産分割はいつまでにしなければいけないという期限はありません。遺産分割が行われない限りはその遺産は共有状態が続くことになります。では、実際にその共有状態にある財産をどのように分割していくのでしょうか。遺言があれば、その内容に基づいて遺産を分割することになります。これが最もスムーズに進む流れといえるかもしれません。しかし、遺言がない場合はどうでしょうか。その場合は相続人全員で分割する協議を行う必要があります。ただ、この協議は通常、難航するケースが多くみられます。そのためにも第三者である弁護士に入ってもらうことは非常に助けになるでしょう。弁護士は最初の段階からなるべくトラブルが長引かないためのサポートをしてくれることでしょう。もし、弁護士が入ってもまとまらない場合はどのように物事は進んでいくのでしょうか。その場合は、まず家庭裁判所の調停による遺産分割がなされます。これが第一段階です。このあたりで話がきちんとまとまることが多いのですが、この調停でもまとまらないと審判による分割が行われます。そして審判にも納得できない、まとまらない、となった時には最終段階として裁判になるのです。こう考えてみると、やはり遺産分割をスムーズに進めるうえで法のプロフェッショナルの存在は欠かせないことが分かると思います。さて、どんな弁護士に依頼すると良いかという問題があると思いますが、これについては遺産相続の実績を積んでいる弁護士に依頼するのがやはり良いでしょう。これは最近ではインターネットでたくさんの情報を得ることができますので、まずは無料相談を幾つかの弁護士事務所にしてみるのも良いでしょう。その時の対応を見てどの事務所に本依頼をするかを決めることができるでしょう。